カテゴリ:ひとりごと( 4 )

というわけで、暇でしょうがないので限られた時間の中で、珍しく色々書いてみることに。

 最近はフェイスブックというところで好き勝手思いつくまま書いてますけど、あちらは私が演奏していることなどに大して興味のない人もいたり、学生の頃以来会っていない人もいたりするので、あまりライブの宣伝ばかりやっているのもたまに気がひけるものです。一応このブログは私が演奏していることなどを知っている人が、それなりの興味を持って見てくれているという前提で書きます。長い文読むの疲れるんだよね、とか、興味ないよ、ってな方は、どうぞウィンドウをお閉じください。

5月は相当暇に見えますが、6月は楽しみなライブが多いのです。

 6/7の昼間に、さがゆきさん、手島大輔さん、と三人でのジャズライブ。このユニットも一年以上になりました。古いスウィングナンバーなんかを中心にやってます。手島さんとは知り合ってから4年目くらい、一緒に演奏するようになってから2年半くらいかな。とにかくギターに対する探求心が素晴らしく、日々進化していることに自分も刺激を受けます。さがさんは実は6年くらい前から知り合い。手島さんのライブをきっかけに再会。自然のまま声を出せる人です。何も考えてないんでしょうね(注:褒めてます)。MCとかであまりに自然に話が転がってたまに事故ってますが、それまたご愛敬。(これは手島さんも一緒か)いずれにせよ、いつも非常に楽しく演奏させてもらっている二人です。
 
 そしてあとこれは飛び越えて7月ですが、この三人とも参加するユニットで赤坂にてライブが。一応チラシのブログ用比較的小さい画像まで用意してもらったので一応貼ります。そりゃ。

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こちらはジャズではなく、昭和歌謡中心ですが、サックス二人も入り、さらにパーカッションまで!実はこれはさがゆきさん、大石俊太郎さんの3人でやっている日本語の歌中心のユニットなんですが、それがこのような発展形でライブできるとは。まだ何も決まっていないところですが、それだけにすごく楽しみです。

 あとこちらも4年目くらいの付き合いのアコーディオンの檜山学。手島さんとは違った意味で、彼も向上心にあふれており、こちらも大いに刺激を受けます。いつもリハが終わったあと、リハと同じくらいの時間コーヒーを飲んでいるのはなぜだろう。お互いよく喋ります、ほんと。彼とも6月、7月とライブがあります。よく「そろそろ新曲書きなよ」と言っているのですが…今回は私も書くつもりです。

 なんかこうやって書くと、あれですね、定期的に共演している他のミュージシャンについても書かなきゃいけないような気分になってくる…。そろそろやめておきましょう、キリがないし、なんかくすぐったくなるし。また機会あればこんなこと書くかもしれないけど。どうしても聞きたきゃ聞いて下さい、正直に答えると思うんで。とりあえず、私は共演者にはすごく恵まれているとよく思います。皆音色きれいで、個性豊かで、向上心にあふれていて。
さがさん、手島さん、檜山さん、私ごときが偉そうに評論みたいな真似してスミマセンでした!(ま、どうせこんなところ見てないだろうけど)

 人のことばかりじゃなくて、自分のことも書きますか。冬にある人のライブを見て、すごく感銘を受けたので話を聞くと「自分の楽器からだけじゃなくて、他の楽器や音楽から色々な要素を取り入れようとした。そうやって自分の個性を築き上げようとした」というような話聞きました。影響の受けやすい私は、最近色々なベースラインを研究(というと大げさ)しています。バッハのピアノ曲の左手からポール・マッカートニー(今年も見られなかったなあ)まで。この暇な期間を利用して、大好きな協奏曲や交響曲のベースパートを勉強してみようかな、と思ってます。ラフマニノフのピアノ協奏曲とか。

 そうそう、バッハと書いて思い出したけれど、私、コントラバスをやり始めたころからずうううっと「バッハの無伴奏チェロ組曲をこの楽器で弾きたいなあ」と思ってました。で、昔からずっと弾いているのですが、最近家で弾くのを録音してみて自分で聞いてみて「ようやく形になってきたかな」と思えるようになってきました。思えば8,9年くらい前、自己流で弓の練習していて、パリの音楽院で最初にレッスン受けた時にバッハの一番プレリュードを弾いて途中で止められて、「もういい。お前終わってるから、0からやり直せ」と先生に言われたもんでした。
 実は昔ピアノと一緒にブラームスやショパンの曲をやるライブをやったことがあって、その時にちょろちょろっとバッハの曲をやったことはあるんですが、完全なる無伴奏ライブってのもやってみたいなあ、と思ってます。もちろんバッハはずっと弾き続けるだろうし、勉強し続けるだろうけど。フランスの伝説的コントラバス奏者Francois Rabbathの無伴奏曲も練習し始めています。ちょうど3月に神戸の譜面屋に行って偶然に彼の譜面集を見つけたんです。これも何かの縁かな、と。

 あと先ほど少し書いたように作曲。去年まともに書いてないから、何曲か書こうかな。

というわけで、採譜やら勉強やら、無伴奏の曲を含めた日々の練習、それに作曲、と、やりたいことがやたらと多いのです。(いつものことと言えば、いつものことなんですがね)今まではこういうの黙ってましたが、珍しく長々書いてみました。書いたからには結果を出せるよう頑張ります。では皆さん、充実したGWを。
(こんなことを長々書く時間あったら、やることやれよ、という声がどこからか聞こえました。失礼しました)
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by epiphany0523 | 2015-05-01 22:56 | ひとりごと
 確か武満徹でしたか、何かの本で「音楽で最も大切なものは空気と木だ」みたいなことを言ってました。空気がなければ音は出ない。木、と言いきっていいかわからないけれど(おそらく人間が最初に使った楽器は声か打楽器でしょうね)、多くの楽器が木を含んでいることを考えると、振動は木によって生まれている。つまり音は空気と何かしら振動する物体(この場合、木)によって生まれると言えるでしょう。

 その場の空気、環境によって音の響き方は変わり、そして木によって、楽器本体によって鳴りは変わります。価値の高い弦楽器は何千万から何億なんてものまで。いやはや。職人が精魂こめて作ったものなんですから「たかが木」なんて簡単には言えませんね。

 しかし最近は「実は楽器本体よりも弓の方が重要で繊細なのではないか」と考えることもあります。弓は振動を起こすものであり、直接振動するわけではないのですが、「いい楽器>いい弓」とは必ずしも言い切れないのです。楽器は個性みたいなものがあって「この楽器、音はとんがっているけど良く鳴るんだよな」とか「音量は出ないけど丸くていい音なんだ」とか一長一短や相性がありますが、弓に関しては極端にいえば「いい弓」か「欠陥のある弓」に分かれる気がします。楽器は弦を変える、弦高を変える、部分的に材質を変えるとか色々と調整の手段があり、個人の相性にあわせてうまく行えば質も大きく向上することもありますが、弓に関してはそんなことはできません。せいぜい毛替えをする、くらいのものです。

 いい弓は良い状態の毛が揃っていれば欠点はありません。軽いのに木は強くて弾力もある。弦に吸いつくし、弦からの跳ねも早い。そうではない弓はどれだけ技術があってもできないことが何かしら出てきます。(本当にめちゃめちゃ上手い人ならわからないけど)

 こうなるといい弓だけが欲しくなりますが、さすがにそういうわけにもいきません。弓の原材料、フェルナンブコは既にブラジルから輸出は禁止され、新たなフェルナンブコが充分に育つまではあと数十年待たなくてはなりません。ただ欠陥がある弓の中にもある程度のランクはあることはあります。
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 ということで(?)、弓を二本売りにだしております。二つともフレンチです。
2006年パリの店で買った弓。買った時は600ユーロでリヨン製とのことでした。木はブラジルウッド。長さは平均。特にクセのある弓ではないと思います。試しにフレンチ弓を、ってな方や生徒や知り合いで安い弓を探している方はどうでしょう。一応売値は5万ですが交渉や条件等いくらでも受け付けます。
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もう一本はどうしても欲しいという方がいたら。ドイツのKarl Hermannという弓職人が作ったフレンチ弓です。(スタンプつきです)この人は1920年代前半には亡くなっているので弓自体は100年くらいは経っているでしょう。ただ弓のコンディションは「悪くない」とか「しっかりしている」とかではなく、「最高」です。元々チップ等が傷んでいる物を購入して見事に修復してもらいました。さらにチップは現在、入手困難な象牙が使われております。よく跳ねるし、バランスもよく、デタシェの奏法に良く向いていると思います。ちょっと木は太めですが、見た目よりもずっと軽いです。こちらは15万で考えてます。「いい弓」ですし、愛着もあるし、どうしても売りたいわけでもないんで、価格はたぶん動かないと思います。今後自分が使用する機会が少ないのはもったいないし、大事に使ってくれる人がいるなら、と思って紹介しました。(こちらは写真とってません。連絡あればいつでもお見せします)

興味がある方はぜひご連絡を
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by epiphany0523 | 2014-03-20 01:06 | ひとりごと
 とある(色々な意味で)器用なドラマ―に弓ホルダーの作成を依頼しました。弓ホルダーとは、コントラバスのテイルピースにひっかけておいて、使う時にはサッと取りだし、しまう時にはササッとしまう、アレです。(わかるような、わからないような説明ですね)それまで使っていたものはちょっと使いづらいし、ひっかける紐もボロボロになっていました。しばらく経つと「はいよ」と持ってきてくれました。素材も丈夫で、紐も取り換えがきく優れもの。さらに、と欲張ったお願いで、敬愛する音楽家、作家、映画監督の名前を入れてくれるよう頼みました。フォントまで指定すると、再び「ほらよ」と彫ってくれました。いやあ、ありがたい限りです。

 最近は嬉しくて弓をほとんど使わないであろうライブであっても、なぜか弓ホルダーをつけたりしてたんですが、昨晩とある写真の上手なお客さんが気に止めたらしく、サクッと撮影してくれました。以下がその写真です。(あ、昨晩は弓はそれなりに使いました。ヤラセではありません)さらにその場でI Padで編集までしてくれました。

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 私には絶対撮れないような写真です。編集技術もすごいもので、全体を白黒にもできるし、部分的にカラーにもできてしまう。この写真の場合、弓ホルダー以外のところはセピア色がかった白黒になっております。編集した後はI Padでそのまま写真を私のパソコンに送ってくれました。たいしたものです。
 この弓ホルダー、写真に撮りたいなあと思いながら既に2週間くらい過ぎていたのですが、こんな素敵なものになるとは思ってませんでした。お二方、ありがとうございました。
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by epiphany0523 | 2010-10-15 01:48 | ひとりごと
フランスのギタリストであり、かのDjango Reinhardtの孫です。私がパリにいた間にも何度かセッションで顔を合わせたり、ちょうど私の誕生日には一緒にライブしたこともありました。右のギターがDavid、左はRocky Gressetです。

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そしてその後にはケーキでちょっとしたお祝い。

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一番手前で顔の半分ほど写っておらず、怪しげな笑みを浮かべているのが主役(であるはず)の私です。Davidはきちんとカメラを向いてますが、Rockyは全く気付いてません。奥にはAdrien moignardやRichard Manettiもいます。皆さんご活躍しているとのことで何よりです。あ、ちなみに私の誕生日のためにわざわざ来たわけはなく、たまたまです。何はともあれ懐かしいものです。

 さて前置きが長くなりましたが、David Reinhardtは東京Jazzに出演のため来日中。Blue Dragのマスターを通じて電話で話して、9月4日のライブに来てくれるとのことで、何曲か一緒に演奏しました。
(画像が暗い…)
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お互い丸くなったもんですな。しかしまあ、何とも久しぶりで楽しい夜でした。

そして今日東京Jazzの野外での演奏に来てくれ、と誘われ、時間あったので見に行きました。フランスでも彼がやっていた、オルガン+ドラムのトリオでした。演奏後に声をかけにいくと、彼のCDをいただきました。

…私が丸くなったのは外見ばかりですが、彼はさまざま意味で丸くなってくれたようです。
あと数日、頑張ってね。(と書いたところで、日本語なんて読めないんだろうけど)
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by epiphany0523 | 2010-09-05 16:38 | ひとりごと